1968Stratocaster Replicaのピックガード及び電装関係です。
1968Stratocasterの再現にあたりピックアップはFenderCastomShopCastom'69StratoPickupsしか
ないのかと思っていたのですが以前持っていたCustomShop'69Stratoの音が
当時レコーディングされている1968Stratoと違っていたので悩んでいたのですが
この方の作るPickupの音(http://www.youtube.com/watch?v=kLJq86oYj3A)が
気に入ったのでオダーをしていたのですがついに届きました!(感)
[この方の説明文]
音質を決定づける重要素材は1980年代に元Fenderの開発部門担当でマサチューセッツ工科大学出身のPaul Gagon氏との
シャーベル社新製品共同開発の時に入手したUSA製インチ規格のALNICO#5のNew Old Stock。
この古いマグネットは今かなり貴重です。ALNICO#5は製造年や製造国によってかなり音質に違いがあります。
特に最近のUSA製品は中国製造のためか合金自体の色にも違いがあり音質に大きく影響します。
これは真空管アンプのアウトプットトランスに使う鉄心コアも同様で1970年代までのFenderやMarshallの音質の良さの要因の1つと考えられます。
コイルはポリウレタン被膜のAWG#42。製作最終段階で再着磁して全マグネットのパワーバランスをとってあります。
1964~1974年のStratocasterは焦げ茶色のエナメル線が使われていました。似た色のエナメル線のストックは
充分な量あるのですが、最近調べたら全体に極端に滑りが悪くなっていて切れやすくなりDC抵抗値もかなり上昇していました。
それで顕微鏡で表面変化を調べてみたら予想通り髪の毛のキューティクルのようなシワや亀裂が乱立していました。
これが予想外に早くエナメル線が劣化する原因のようです。
まず本物の1968StratocasterのPickguard&Control 部分の画像を見て下さい。
パーツの所でも書きましたがピックガードはアルミシールディングプレート 仕様です!
(よく売られている62シールディングプレートとはミドルPUの近くのビス穴が違います!!w)
次にピックアップですがボトムグレーボビンで69年初期までの
クロスワイヤー仕様(その後ナイロン皮膜)で当然その仕様でオダーしました!!(笑)
次はコンデンサーですが、まずは1961~1982年までの仕様です!
手持ちに昔貰った新品のB・C・Dがあり上記本物の1968Stratocasterには
Bが付いているのでBのタイプを付けます!!
次はPot ですが日本で売っているCTS PotにはAカーブ Bカーブ Cカーブはあるのですが
海外のCTS Potにはそれとは別に何%テーパースロットなるものが記されており
そうなると1968年は何%かという事が気になり山野さんや各ヴィンテージ楽器屋さんに
訊ねた所記録に残っているのは30%テーパースロットとの事で30%物を購入しました!!
組み込み完了です!!(感)
比較してみました!!(笑)
良い感じじゃないっすか~!!